【迷っているあなたへ】オーストラリアワーホリでの都市選び|オーストラリアの魅力

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まだどこの国に行こうか悩んでいる方、オーストラリアにワーホリに行きたいけどどこの都市にしようか悩んでいる方、何を決め手に決断すればいいか難しいですよね。

エージェントに相談することもいいとは思いますが、エージェントは自社が有利になるように国を勧めてくることもあるので自分自身で調べる必要があります。
また、海外で生活をするということは旅行気分で有名な観光地があるというだけでは決め手に欠けてしまいます。

ここではオーストラリア在住、ワーホリ経験者のわたしがオーストラリアの生活のしやすさ、治安、仕事、気候、観光地など生活面にフォーカスしてオーストラリアの魅力を都市別に紹介していますので、迷っているあなたの決断の手助けになればいいと思っています。

オーストラリアについて

まずそもそもオーストラリアってどんな国!?

オーストラリアは日本とほぼ同じ経度の南半球最大の国で日本の約21倍の国土面積を有するものの、人口は約2,500万人で日本の6分の1弱となっています。日本に比べるとかなり人口が少ない国なんですね。多国籍国家なのでかなりたくさんの人種の方々がともに生活しているので、日本人が圧倒的に多い日本とは雰囲気が大きく違います。
しかし多国籍国家ではありますが、もちろん公用語は英語ですので、英語を学ぶ環境としては最適でしょう。

さらに『住みたい世界の都市ランキング』でも毎年オーストラリアの都市が10位以内に複数ランクインしている世界も認める住みやすい国なのです。

オーストラリアの主要都市はシドニー、メルボルン、ゴールドコーストなどがありますが、それぞれ違った魅力があるので以下でご紹介させていただきます。

都市選びのコツ

オーストラリアの主要都市は上記でも説明した通り複数あって、それぞれにそれぞれの魅力があるので一つに絞るのは大変です。自分の好きな街の雰囲気、趣味などに合わせて選ぶと選びやすいかもしれません。

例えばサーフィンが好きであればサーフィンができるビーチが多い都市、カフェ巡りが好きであればかわいいカフェが多い都市、華やかで賑やかな生活がしたければ都会、比較的都会から離れて過ごしたければ田舎で自然が多い都市など自分の好きなこと、興味のあることとマッチした都市を選ぶと楽しく過ごすことができます。

しかし1都市では物足りないな、都会と田舎どちらも経験したい!という方もいるでしょう。
ワーホリ期間中の都市移動はもちろん可能ですので、複数都市経験するのもまた違った雰囲気の都市を楽しめるのでオススメです。

人気都市紹介

さて、ここからはオーストラリアの人気都市についてご紹介していきます。

シドニー

みなさんもご存知オーストラリアで一番人気都市シドニーは写真にあるようにオペラハウス、ハーバーブリッヂで有名です。オーストラリアの中でも一番大きな都市で日本で言うところの東京的存在です。
都会ですので田舎の都市に比べると物価が少し高く、田舎の都市に比べると学費や生活費も高くなってしまいます。しかしその分給与も高いのでお金を稼ぎながら都会暮らしをしたい人にはオススメです。

さらにシドニーは都会ですので世界中の多くの企業がオフィスを構えているのも特徴の一つで、多くの日系企業も支社を持っているのでワーホリや学生以外にも日本人駐在員がたくさん住んでいます。
そのため日本食レストランや日系スーパーが多いので日本食が恋しくなった場合でも、すぐに手に入れることができますし、日本人を求めている日本食レストランが多いので英語がままならなくでも選ばなければ仕事はすぐに見つかります。
また、日系のクリニックも複数あるので英語があまり話せなくても安心して日本語で医療を受けることができます。日本人が多く在住している都市なのであらゆる場面で日本語でのサポートが得られるので海外生活に不安のある方は比較的安心して過ごすことができます。

ただデメリットとしては人それぞれではありますが、日本人が多いことで日本人の友達しかできず、英語が全然上達しなかったというケースも多いので、外国人との関わりを重視したければ自ら外国人コミュニティに飛び込む必要があります。

シドニーはオーストラリアの中では一番の都会ではありますが、東京と比べるとかなり小さいです。人の多さもビルやお店の多さも日本とは大きく異なりますし、都会から車で30分程度の距離の場所にはビーチがあるので都会とビーチなどの自然を両方楽しめる都市でもあります。言うならば、都会と田舎のいいところだけを集めたちょうどいい住み心地の都市です。

評価(5段階評価)
都会度★★★☆☆
仕事(探しやすさ)★★★★★ 見つけやすい
物価★★★★☆ 高い
総合評価★★★★☆
向いている人都会と田舎両方を楽しみたい、お金を稼ぎたい、
海外生活に不安が多い人など
向いていない人都会から離れたい、スローライフを送りたい人など

メルボルン

世界で最も住みやすい都市ランキング毎年上位ランクインしているのがオーストラリア第二の都市と呼ばれているメルボルンです。シドニーのような都会さもありますが、シドニーはどちらかというと近代的ですが、メルボルンは多国籍文化が色濃く残っており、レトロな雰囲気の歴史を感じるおしゃれな都市です。街中にトラムが走行しているので日本ではなかなか見ることのできない光景ですし、どこへ行くにも便利です。

また、メルボルンはカフェ文化も有名です。カフェ巡りが好き、コーヒーに興味がある、バリスタになりたい人にはとっておきな都市です。おしゃれなカフェが多いのでコーヒー好き×おしゃれさんはぜひメルボルンへ!

さらに毎年行われる全豪オープン(テニス)やメルボルンカップ(競馬)が行われるのもここメルボルンです。

シドニーに次いで日本人が多い都市ですのでシドニーほどの数はありませんが日本食レストランや日系スーパーがあるのでシドニー同様日本人にとっても住みやすい都市だと言えます。

評価(5段階評価)
都会度★★☆☆☆
仕事(探しやすさ)★★★★☆ 見つけやすい
物価★★★★☆ 高い
総合評価★★★★☆
向いている人おしゃれな場所に住みたい、カフェやおしゃれが大好き、
歴史あるレトロな街並みが好きな人など
向いていない人自然の中でアクティビティを楽しみたい、
カフェやアートに興味がない人など

ブリスベン

ブリスベンはシドニー、メルボルンに次いで第三の都市とも呼ばれている、シドニーよりももっとコンパクトな都会がある住みやすい都市です。シドニーやケアンズの中心に位置しているので旅行に行く際にもアクセス良好です。

またシドニー、メルボルンと比べると年中温暖な気候なので寒い場所が苦手な人でも年中穏やかに過ごすことができます。残念ながらブリスベン自体に有名な観光名所があるわけではありませんが、ゴールドコーストやサンシャインコース、バイロンベイとなどと言ったリゾートが車で行ける範囲にありますので休日に小旅行として気軽に行くことができます。

シドニーやメルボルンに比べるともちろん日系レストランやスーパー、日系のクリニックなどは少なくなりますが数カ所はありますのでそこまで心配しなくても生活できる環境です。逆に日本人が他の都市よりも比較的少ないため外国人との交流や英語の上達を考えるとオススメです。

評価(5段階評価)
都会度★★★☆☆
仕事(探しやすさ)★★★☆☆ やや見つけにくい
物価★★★☆☆ 普通
総合評価★★★☆☆
向いている人都会感は最低限でOK、語学を上達させたい、
落ち着いた環境で勉強に集中したい人など
向いていない人日本人が多い環境の方が安心、都会を味わいたい、
バカンスとして楽しみたい人など

ゴールドコースト

ゴールドコーストはオーストラリア内で最もサーフィンが盛んな都市で、プロサーファーを目指す人、サーフィンが趣味な人が多く滞在しています。芸人のさんまさんがゴールドコーストに別荘を持っているというのは有名な話で、多くの方はリゾートのイメージが強いのではないでしょうか?
きれいなビーチが多く、1年の中でも300日は晴れの日とも言われており、年中温暖な気候でとても過ごしやすいことからリゾートのイメージが強いのかもしれません。

観光名所としては長くて白い美しいビーチで有名な町サーファーズパラダイスやシーワールド(水族館)、
ムービーワールド(遊園地)などがあります。ビーチだけではなく娯楽施設があるのも魅力の一つです。また、近くにブリスベン、バイロンベイなどもあるので週末小旅行としても行けるのもメリットです。

ゴールドコーストの街自体はかなりコンパクトで都会とは言えません…都会を楽しみたいという方には不向きな場所です。最低限のショッピングモール、パブ、レストランはありますが数がかなり少ないです。日本人は多く滞在しているのですが街自体が小さいからか、日本食レストランやスーパーはあることはありますが食べれるもの、手に入るものは限られてくるので、ゴールドコースト在住者はシドニーに来たときに買いだめして帰るようです。

逆に都会感は味わえませんがリゾート感の中開放的な暮らしができるので、リゾート感を味わいたい、ビーチや自然が大好きという方にはとてもオススメな都市になります。わたしの感覚ではゴールドコースト在住者はビーチが本当に大好きな人で肌がこんがり焼けている人が多いイメージです。

語学学校も複数存在しますが他の都市よりはやや少なめなので、日本人の割合も大きくなってしまいます。自分次第ではありますが英語の勉強に集中したい人は上記都市の方が向いているかもしれません。

評価(5段階評価)
都会度★☆☆☆☆
仕事(探しやすさ)★★☆☆☆ やや見つけにくい
物価★★★☆☆ 普通
総合評価★★★☆☆
向いている人ビーチが大好き、サーフィンが大好き、
リゾート感を味わいたい、比較的アクティブな人など
向いていない人都会で暮らしたい、ビーチや自然が苦手、
本気で勉強したい人など

ケアンズ

ケアンズはオーストラリアの北東部に位置する世界遺産グレートバリアリーフの玄関口とも言われている都市です。多くの人はきれいな珊瑚礁の海でのスキューバダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツ想像するのではないでしょうか?たしかにその通り!ケアンズには観光名所となっているグリーン島やフィッツロイ島など船で移動してマリンスポーツを楽しむ観光客がたくさんいます。これを聞いてケアンズにはきれいなビーチもあるんだろうなと想像する人がいるかもしれませんが、実際にはケアンズの街周辺にビーチはありません。ですので、ビーチが好きだからケアンズに行きたいというのは行った後に後悔することになるでしょう。

そしてケアンズの街自体はかなり小さいのでショッピングは楽しめませんし、もちろん日本食レストランやスーパーも他の都市と比べるとほとんどありません。都会に慣れていると田舎すぎて退屈と感じる人が多いかもしれません。さらに仕事を探すことも他の都市と比べると少し難しくなってきますが、1年を通して観光客が多いので観光ガイドの仕事やダイビングに関わる仕事などに興味がある方はケアンズがオススメです。

評価(5段階評価)
都会度★☆☆☆☆
仕事(探しやすさ)★★☆☆☆ やや見つけにくい
物価★★☆☆☆ 安い
総合評価★★☆☆☆
向いている人田舎暮らしがしたい、マリンスポーツに興味がある、
観光業でアルバイトがしてみたい人など
向いていない人都会で暮らしたい、サーフィンがしたい、
ビーチが身近に欲しい人など

パース

パースは西オーストラリア州にあるインド洋に面した美しい自然に恵まれた都市です。シドニーやメルボルンと比較するとあまり聞き慣れない都市かもしれませんが、世界で住みたい都市ランキングにもランクインするほど世界から認められた住みやすい街です。ほどよい都会感と美しい自然、見どころたくさんの都市がパースです。

観光で一番有名なのはロットネスト島と呼ばれる、パース中心街から1時間程度で行くことのできる離島で、ここでは『世界いち幸せな動物』と言われているクォッカに会うことができます。ロットネスト島の海は青く透き通っておりとても綺麗です。この島の他にもきれいなビーチがたくさんありますし、ピナクルズやウェーブロックなどといった観光地もあるので住んでいて飽きない都市です。

パースは他の都市と比較すると日本人がかなり少なめです。日本人が多い環境じゃないと不安な方には不向きかもしれませんが、日本人が少ない分日本語に頼る機会がすくないので英語を上達させたい方、外国人の友達がたくさんほしい方にはオススメです。シドニーやメルボルンなどの他の都市でも自分次第で英語の上達は可能ですが、日本人が周りにたくさんいる環境だと頼ってしまいがち、少し過酷な環境に身を置きたいのであればパースを選択するといいでしょう。

評価(5段階評価)
都会度★★☆☆☆
仕事(探しやすさ)★★☆☆☆ やや見つけにくい
物価★★★☆☆ 安い
総合評価★★★★☆
向いている人日本人が少ない環境がいい、自然と触れ合いたい、
外国人の友達がほしい人など
向いていない人都会で暮らしたい、日本人が多い環境がいい人など

さいごに

ここまでオーストラリアのそれぞれの都市紹介させていただきました。オーストラリアには魅力的な都市がたくさんありますし、初めての海外生活だとしても比較的ハードルの低い住みやすい国です。
ワーホリに行きたい方はそれぞれどの都市が自分に合っているかやりたいことができる都市なのか。
この記事があなたのベストな選択の手助けになれば幸いです。

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